四国    no.3

〜四国の続き〜


四国では、
四国の人ではない人との出会いも
あった。


香川県で88番目の寺
大窪寺に行った。












そこでお遍路を終えた青年との
出会いがあった。


僕が寺に入ったとき、
彼は祈っていた。


しばらくしてあいさつをして
彼と話をした。
僕は車で来たけれど、彼は歩いて
88のお寺をまわりおえたところだった。
彼は福島県から来たと言った。


福島県と聞いて、
僕はどう日本語で言ったらいいか
困ったけれど、地震、津波、原発、
今一番大変な場所から来たこの青年に
気持ちを伝えたかった。


その後、さようならと握手をして
色々考えていた。
お寺をゆっくり見終わって
外に出た時、もう一度彼に会った。


彼は自分の白い数珠を
僕にくれると言った。


そんな大事なものもらえないと
僕はびっくりした。
「それに、僕は今、何もあげるものが
ありません。」と言った。
本当に、僕も何かあげたかったけれど
何も持っていなかった。


彼は
「こうして旅の最後に出逢って
何か強い運命を感じた。」と
言ってその白い数珠をくれた。


「ありがとう」
こんなことは人生で何度もあることじゃない。
僕はずっとドキドキしていた。


四国の旅の間
その数珠をつけていた。
今は大切に家にしまってある。


あの、名前も知らない青年との出会い、
一生忘れないだろう。








四国    no.2


〜四国の続き〜


四国は本当に
イタリアとよく似ていた。

穏やかな海、
湿気の少ない暑さ、
フレンドリーな人々、

特に、丘や山にぶどうオリーブ畑
広がっているところは
しばらくながめていると
段々自分がイタリアにいるのか
日本にいるのかわからなくなる!












運転にも注意。
思わず車で右側を走ってしまいそうで
(イタリアの運転のように)
何回も
「日本にいる」ことを
思い出さなくてはいけない。


高松の近く、庵治のビーチにいたとき
とても大きなグループが来ていた。
20人以上はいる。
男女で年齢もばらばらのよう。
集まってバーベQをしている。


親戚や家族の集まりかな?
そのシチュエーションが
イタリアのビーチで見る光景に似ていて
僕は気になった。



それで皆に声をかけてみた。
とても親切な人たちで
その後、バーベQ用の網をくれたり
スイカを分けてくれたり
優しくてフレンドリーな人たちだった。


最後に聞いたら
なんと彼らは全員
高松のユニクロのスタッフだった!



とても楽しい出会いだった。







四国


ただいま!

四国から帰ってきました。

はじめての四国で半月過ごした。

本当に良かった。
大好きになった。
また時間が作れたら行きたい。

色々な人との出逢いがあった。














↑栗林公園で。
すばらしい公園だった。














↑篪庵トラスト。
http://www.tougenkyo-iya.jp/
祖谷の山里。
着くまで本当に存在するのか
少し心配になるような場所だった。
夢のように美しかった。
迎え入れてくれた二人の青年(アメリカ人と日本人)と
心からホッとする一時を過ごした。















↑黒沢湿原で仲良くなったおじいさん。
85歳。
黒沢湿原は天国のような場所だった。

イタリアは戦争の時の仲間だって
負けた者同士で記念写真だぞ、と。
おじいさんの売っていた蜂蜜おいしかったよ。














↑大三島で無農薬の農業をしていて、なんとイタリアのリキュールであるリモンチェッロを作っている夫婦がいると知って尋ねた。
あたたかく迎えてくれてありがとう。
東京から移住した二人の情熱と感性に感激した。
http://www.limone2.com/
これからも頑張ってください!




↓香川県の庵治では石が有名。
こんな、金に光る石や砂浜が!














↓四国の海



























↑かずら橋で。
ここは観光客がたくさんいてびっくりした。


本当に素晴らしかった。
書ききれないので、また次回も四国について書きます。